練習巡洋艦【鹿島/Kashima】竣工:1940年5月31日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :練習巡洋艦『鹿島』

大日本帝国海軍連合艦隊の練習巡洋艦【鹿島/Kashima】

練習巡洋艦『鹿島/かしま』は、大日本帝国海軍連合艦隊香取型練習巡洋艦の2番艦。艦名の鹿島は茨城県鹿嶋市の鹿島神宮に由来する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦時は連合艦隊:第四艦隊・第18戦隊旗艦を務めた。戦争末期には呉練習戦隊に編入され訓練や乗艦実習などに従事したほか、対潜掃討艦となってからは船団護衛や対潜掃討でも活躍した。終戦後、『鹿島』に搭載されていた内火艇1隻が海上警備隊『鹿島1号』として利用された。

日本海軍:練習巡洋艦『鹿島』の性能

練習巡洋艦鹿島は1938年10月6日に三菱重工業横浜船渠にて起工、1940年5月31日に竣工した。主機は純国産の艦本式2段減速タービン2基と、勉学用に艦本式22号10型ディーゼルエンジン2基も搭載。主砲は軽量で設置が容易な50口径三年式14cm砲を採用した。 練習艦である鹿島は武装は少なめで装甲が無く速力も低いが、幅広の船体各部に候補生の実習用のスペースが設けられていたことが特徴として挙げられる。 しかし1945年、対潜掃討艦へと改装が行われると、武装が大幅に増強されたほか、各種レーダーやソナーも装備したことで特に対空・対潜戦闘力、警戒能力が向上した。 ■全長:133.50m ■全幅:16.70m ■乗員:675名 ■排水量:6,697t ■巡航能力 □速力:19.0kt □航続距離:17,594km(12kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式14cm連装砲:2基 □40口径八九式12.7cm連装高角砲:3基 □九六式25mm3連装機銃:4基 □九六式25mm連装機銃:4基 □九六式25mm単装機銃:18挺 □片舷爆雷投射機:4基 □爆雷投下軌道:2条 □爆雷:300個 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型:1基 □三式1号電波探信儀3型:1基 □電波探知機:2基 ■ソナー □三式探信儀一型:2基 □水中聴音機:2基 ■搭載機 □零式水上偵察機:1機

『鹿島』が参加した海戦
珊瑚海海戦 人類史上初!空母同士の熾烈な艦隊決戦!

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