練習巡洋艦【香取/Katori】竣工:1940年4月20日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :練習巡洋艦『香取』

大日本帝国海軍連合艦隊の練習巡洋艦【香取/Katori】

練習巡洋艦『香取/かとり』は、大日本帝国海軍連合艦隊香取型練習巡洋艦の1番艦。艦名は千葉県香取市の香取神宮に由来し、海上自衛隊練習艦『かとり』にも継承された。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)直前に竣工し、練習航海に使用されたほか、戦時中は連合艦隊:第六艦隊旗艦を務めた。1944年2月17日、トラック島空襲のなかで戦艦『アイオワ』をはじめとするアメリカ艦隊と交戦し戦没。

日本海軍:練習巡洋艦『香取』の性能

練習巡洋艦香取は1938年8月24日に三菱重工業横浜船渠にて起工、1940年4月20日に竣工した。主機は純国産の艦本式2段減速タービン2基と、勉学用に艦本式22号10型ディーゼルエンジン2基も搭載。主砲は軽量で設置が容易な50口径三年式14cm砲を採用した。 練習艦である香取は装甲が無く速力も低いが、幅広の船体各部に候補生の実習用のスペースが設けられていたことが特徴として挙げられる。しかしその分、武装も削られ攻撃力も低かった。 ■全長:133.50m ■全幅:16.70m ■乗員:505名 ■排水量:6,753t ■巡航能力 □速力:18.0kt □航続距離:12,964km(12kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式14cm連装砲:2基 □40口径八九式12.7cm連装高角砲:1基 □九六式25mm連装機銃:2基 □六年式53cm連装発射管:2基 □六年式53cm魚雷:4本 ■搭載機 □九四式水上偵察機:1機

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