軽巡洋艦【川内/Sendai】竣工:1924年4月29日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :軽巡洋艦『川内』

大日本帝国海軍連合艦隊の軽巡洋艦【川内/Sendai】

軽巡洋艦『川内/せんだい』は、大日本帝国海軍連合艦隊・川内型軽巡洋艦の1番艦。艦名は熊本県・宮崎県・鹿児島県を流れる川内川に由来し、海上自衛隊あぶくま型護衛艦『せんだい』にも受け継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では第三水雷戦隊旗艦を務め、様々な作戦に参加した。ブーゲンビル島沖海戦にて戦没。

日本海軍:軽巡洋艦『川内』の性能

軽巡洋艦川内は1922年2月16日に三菱造船長崎造船所にて起工、1924年4月29日に竣工した。主機は三菱パーソンズ式高圧衝動型・低圧反動型オールギアードタービン4基を搭載。主砲は軽量で設置が容易な50口径三年式14cm単装砲を採用した。 1943年の改装で、川内は14cm単装砲の5番砲塔を撤去し25mm3連装機銃2基を装備、さらに対空警戒レーダーを装備し対空戦闘能力が向上した。魚雷発射管については、川内型軽巡洋艦のなかで川内のみが改装を受けず、旧式の八年式のままであった。また艦首についても、同型艦のなかで川内だけが最後までスプーン・バウのままであったとされる。 ■全長:162.15m ■全幅:14.2m ■乗員:446名 ■排水量:5,595t ■巡航能力 □速力:35.3kt □航続距離:9,260km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式14cm単装砲:6門 □九六式25mm3連装機銃:2基 □九六式25mm連装機銃:2基 □八年式61cm連装水上発射管:4基 □九三式61cm機雷:56個 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 ■搭載機 □九四式水上偵察機:1機

『川内』が参加した海戦
エンドウ沖海戦 エンドウ沖でABDA艦隊を迎撃!
セイロン沖海戦 インド洋で連合艦隊怒涛の攻撃!
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!
第三次ソロモン海戦 船の墓場と化すソロモン
ブーゲンビル島沖海戦 ろ号作戦で展開されたカオスな艦隊戦!

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